皆さんこんにちは。
関東もようやく梅雨明けしたようですね。これから増々熱くなりそうですね!
さて、先日ご紹介しました【深大寺の家】ですが、工事の方も順調に進んでおります。
今日は小屋組部分をご紹介。
小屋組(こやぐみ)と読みます。いわゆる屋根の部分です。
上の写真は屋根の構造材となる部分です。先日の上棟時にも登場しました。
三角形になっているのでなんとなく屋根がイメージできますでしょうか?
ここに垂木(たるき)と呼ばれる細かい木材を並べていきます。
こんな感じ。
垂木の上には野地板(のじいた)という面材を貼っていきます。
おお!一気に屋根っぽくなりましたね。
これを上から見てみると
こんな感じ。当社ではこの材料もプレカットと呼ばれる工場加工を行っております。
どこにどの板を貼るのかも細かく決められているため、構造的にも強い高い品質を保つことができます。
もう少し上の部分を見てみましょう。
屋根の一番てっぺんの部分。三角形の頂点となる部分です。
よく見ると隙間が空いています。これは何をするための物かと言うと
屋根部分に溜まった熱気や湿気を排出する排気部分となります。
建物の一番高い所から排出することで煙突効果による効率のいい自然換気が可能となるのです。
もちろん、この部分には屋根としての防水性能も必要となります。
そこで当社では
写真のような換気と防水性能を兼ね備えた部材を採用し、換気と防水の両方を実現しています。
(深大寺の家はまだ設置していないので写真は別の物件施工時のものです)
出来上がると見えなくなってしまう部分ですが、そう言ったところも手を抜かずにしっかり施工する。
目に見えない部分だからこそ、家全体のバランスを見ながら仕様を決めていく。
細かなところの積み重ねで、家の寿命は全然異なる物となります。
建築基準法で決められていることは最低限のことと捉え、いかにお施主様への負担を少なくしつつ、
家全体のクオリティーをあげていくか。当社はそういった工務店です。