みなさまこんにちは。現場監督の根岸です。
前回上棟をレポートした【杉並の家】は、着々と工事が進んでおり、先月は検査ラッシュでした。
まずはこちら、躯体検査です。
弊社では住宅瑕疵担保責任保険がすべての家に付帯しており、
日本住宅保証検査機構(略称 / JIO)により、全棟厳しい検査を行っています。
既にこちらでレポートしました、基礎配筋時の「配筋検査」。そして次が今回の「躯体検査」です。
主要な構造部を一級建築士に細かくチェックされております。
家を支える構造の柱や耐力壁、金物の位置は図面通りか、など、しっかり検査します。
柱の柱頭、柱脚に使われている様々な種類の金物をすべて見ていきます。
屋根の下には、天井下地である野縁が組まれています。この部屋は天井が屋根なりに上っていく勾配天井です。
奥に見えるのは遮熱シート【アクエアーシルバー】。
この部材で太陽の熱が建物内に入らない様にシャットアウトします。屋根の垂木間にはめ込んで施工しているので、通気層を確実に取ることもできる優れものです。
さて次に行われるのは「外装下地検査」。
外壁を貼ると見えなくなってしまう、下地の防水シートの重ね代が規定以上設けられているか、防水テープやコーキングが適切に処理されているかなど、雨水の侵入を防ぐ部分を主に検査します。
電気の線や配管などの開口部、バルコニー立上りや庇との取り合いなど、水が浸入しやすい部分の防水処理をしっかりとチェックされます。
そして次は、「断熱検査」。
断熱性を左右する断熱材が図面通りに施工されているかの検査です。
こちらも内壁を貼ってしまうと見えなくなってしまう大事な部分です。
弊社の標準仕様は吹き付け発泡ウレタンフォーム断熱材【アクアフォーム】。断熱・気密性に優れ、経年劣化の少ない最も耐久性に優れた断熱材の1つです。
このように、第三者の検査機関がお施主様に代わって厳しい検査をすることで、全棟、間違いなく質の高い住宅を造ることに繋がっています。
今回もすべて適合となりました。
検査員の皆様、暑い中ご苦労様です!!
現場からは以上です。