クレアホームの笠井です。
お盆休みは皆さんどうお過ごしになりましたか?
今年のお盆は、コロナもありますが、とても天気が悪く
子供たちが思い切り遊ぶことが出来ず、家の中が
大変な散かりようでした。。
話が急にかわりますが、ジメジメとした湿度の高い夏を乗り切る
日本にあった快適な家づくりについて書きたいと思います。
家をつくる為の前提として、みなさんも知っての通り、
日本は大変な地震国です。
どれほどの状況かというと世界の地震の1割以上の地震が
実は日本で起こっているほどです。
その為、他の国に比べ格段に高い強度で住宅を作っています。
そんな地震国である日本にはそれでも世界最古の木造建築である法隆寺があります。
1300年という年月に耐えているという匠の技が、木造建築の可能性を示しています。
しかしそんな匠の仕事に通じる古民家をビニールクロスなどで気密リフォームをした場合、
その後の状況をみてみると室内の湿気が高まり、
サッシ周り結露や壁内結露により構造材を痛めてしまう結果となり、
100年持っていた古民家が現代の25年寿命の住宅になってしまう結果となります。
木材が痛むのはそうした湿気を建物に溜めてしまうことによる
通気をとることで、構造材を痛めない、長期的な耐久性のある耐震性が本当の安全につながる
本当の地震対策は、木材事態の腐食を防ぐこと。
シロアリや腐食菌が付きにくい状態をたもつこと。
日本は先進国の中で最も高温多湿な地域になります。
寒い冬に熱を抱え込むように閉じるのは良いのですが、湿気も一緒に抱え込み、更に高温多湿な梅雨に突入し、
壁内の結露が夏の高温で蒸れ腐れをすすめてしまう。
通気をとり湿気を溜め込まないそんな工法が木造の耐久性を上げ、長期的な耐震性を実現します。
温暖化対策という高気密高断熱を実現して、真冬に薄着で過ごせる快適性もあるとは思いますが、
この地震国日本で家を建てるという意味での安心という快適性とを比較されることをお勧め致します。