こんにちは。家のコトは生きるコト※1 コーディネーターの滝島です。
「家を建てる」とき「暮らしをつくる」を意識して、暮らし・家事の目線から「いえのこと」を考え、
お施主様の理想の家づくりのお手伝いをしております。
皆様、火曜日の皆既月食はご覧になりましたでしょうか?満月には不思議なパワーがあるなといつも思いますが、更に月食なんて!と思いながら空を見上げておりました。月食の後の月明かりが美しく、月光浴もいたしました。
実は私は自他共に認める”占い好き”です。“目に見えないもの”に興味があるためか付喪神(ツクモガミ:またいつかお話したいです)も信じています。ただし霊感はありませんのでお化けの類のものは見えません。
そして建築に携わる者として欠かせないなと思い込んでいるものはコチラ「建築暦」です。
建築に関わる日にちを決める際にカレンダーにある、大安・仏滅などを気にするかしないかは、お施主様のご意向が一番ですので、無理強いは出来ませんが、個人的には「三隣亡」だけは避けていただきたいなと、ひそかに思っております。なぜならこちらを読んでしまったから。
「三隣亡」(さんりんぼう)
昔から普請(建築工事)始め、柱立て、棟上げなどには大凶とされ、もしもこの日を用いて施工した家屋が後日災禍を起こした場合近所となりをも亡ぼすとされています。※2
たまに、家相や風水を基に建築をプランしたい方もおられますが、そこに凝ってしまうと、本来の住まいごごちとはかけ離れてしまったり、余計なコストがかかる可能性もあるので、正直お勧めできませんが、全く興味のない方でもせめて、地鎮祭、着工や上棟の時には「三隣亡」「不成就日」を避けて計画して頂けたらとそう願っています。
逆にここを狙いたい!という日は、建築でも大吉日の「天赦日」です。年に数日しかありません。
「天赦日」(てんしゃび)
天の恩恵をにより何の障害も起きない日とされ、とくに結婚、開店、事業創立、拡張などに用いて最良の日とされています。※2
偶然ですが、実は先日11月7日月曜日はこの貴重な「天赦日」だったのですが、
弊社で施工したお客様のお引き渡し日でした!最高ですね!おめでとうございます。
ところでこれらは”神頼み”や”願掛け”の域になるのに対して、もっと積極的にパワーを取り入れたい時はありませんか?
ある友人は自宅を建てる時に「家をパワースポット化する」ために掃除片付けを頑張ったり「おりん」を置いてお祓いすると言っていてなるほどと思いました。最近はインテリアにもなるおりんもあります。
(参考写真 「仏縁堂」より https://www.butudanya.jp/product/3930)
家がパワースポットなら毎日元気にリセットされそうです。特に掃除は一番のお清めですね。
そういえば義母の家のリビングの一角に陽が全く当たらないにも関わらず、常に観葉植物が青々と元気に育つ場所があります。なんて不思議!と思っていましたが、パワースポットなのかもしれません。意外と探してみると近くにあったりして。
さてあなたはどうやって様々なパワーを味方にしますか?
次回もお楽しみに!
※1 ※「家のコトは生きるコト」とは、生活哲学家である 故 辰巳渚 が主宰する
「家事塾」の理念です。筆者は家事塾での学びをもとに記事を書いています。
※2 高島易断所本部編纂「福壽暦」より