みなさんこんにちは。
寒い日が続いておりますがいかがお過ごしですか?
年明けからバタバタしており、なかなかゆっくりと現場報告することができませんでしたが、
【荻窪の家】がせっかく無事上棟しましたので報告致します。
とは言いつつも、いきなりすべては難しいので【土台敷】と【上棟】の2回に分けてご報告。
前回までにご報告した基礎部分はこんな感じ。
建物が何もない更地の状態から着工しても、この状態までがだいたい1か月程度。
一見するとなかなか進んでいないようなムズムズした感覚にお施主様はなるかと思います。
そのせいか、上棟の時はどのお客様も非常に驚かれます。
なにせ、それまで1か月程度自分の膝下くらいまでしか進まなかったところから、
わずか2~3日程度で一気に建物らしくなるので!
この後のざっくりとした流れはこんな感じです。
基礎工事完了(上記写真) ⇒ 【土台敷(1階の床部分のこと)】 ⇒【上棟(建物全体の骨組ができること)】
土台敷とはわかりやすく言うと1階の床部分の下地を作ることです。
工程としては天候や規模にもよりますが、2~3日間程度です。
まずは【基礎】と【建物】を緊結するために土台と呼ばれる部材にアンカーボルトと通すための穴を設けます。
アンカーボルトとは基礎から飛び出している金属棒のことです。
木材を近くで見ると穴が開けてあるのがわかります。
これを当社の場合は90cm角の井桁に組んでいきます。組みあがるとこんな感じです。
近くで見てみましょう!!
先ほどのアンカーボルトは(り又11)と書かれている部分の右側(金属のお皿のような物)にあります。
ここからが当社の特徴!!
当社は【在来工法】+【耐震金物テックワンP3】というハイブリッド工法を全棟採用しております。
一番の特徴は在来工法の弱点と言われている木材接合部に耐震金物を使っていること。
どこかと言うと角からビョン!!と飛び出した金属の柱。
これが柱と基礎を直接緊結することにより今までにない堅固な建物を実現しています。
おっと!話が長くなってしまいました。元に戻します。
格子状に組み終わるとそこに隙間なく断熱材を敷き詰めていきます。
これがまた一苦労。あまりにも隙間が無いのでこれを敷き詰めるのに結構時間が掛かるのです。
でもこれもお客様の快適な生活のため!見えなくなる部分だからこそ手を抜かない。
当社のモットーです。
断熱材が敷き終わると後は仕上の構造用合板(1階の床下地)を敷き終われば土台敷完成です。
何か床から飛び出していますね!
耐震金物テックワンの場合、床合板から飛び出した金属棒に柱を差し込み固定します。
詳しくは上棟の時にお話ししますね。