こんにちは。クレアホームの笠井です。
先週の土日に久しぶりに完成見学会をさせて頂きました。
当日朝、会場に一番乗りだと思ってきたと思ったら、
建物の2階の照明がついているのが遠めで見え、
あれ?消し忘れかと思ったら、
玄関ドアがあいていて掃除機をかける社長がいました。
コロナ禍に見学会をやるのはとても難しい経営判断だったと思うのですが、更に今回は天気が良くないということで、言葉には出さないですが、社長も心配だったんだろいと思いました。
前職の工務店で営業設計をしていた経験があり、見学会も何度もしていましたが、個人的な感覚だと天気が悪く、しかも今回のような事前予約が必要な開催方法だと、かなり暇な時間があったりするのですが、そんな心配をよそに2日間とも終日ご案内が途切れる事がなく、お昼を食べに抜けるのもやっとな状態でした。
ご案内に慣れ、説明する言葉のバリエーションがどんどん向上する中で、最初に説明したお客様にもう一度、ご説明し直したいと思うほど説明しがいのある建物でした。建築家のつくる家は実物を見学するだけの魅力と価値があると改めて感じる事ができました。
数ヶ月前に家づくりの相談を受けていたお客様にご案内をした際には、建替を考えているお客様でしたが、今回の建物を大変気に入ってもらいました。
話しの流れで、自分達の敷地はもっと小さいから、この家をそのまま敷地に入れ込む事が出来ないという話しがあったので、
この家を設計した先生に、この家が大変気に入ったので、この家をそのまま、自分達の敷地に合うようにコンパクトにして提案して欲しいと、お願いをするのも良いかもしれませんとお話ししました。
少し無理なお願いの方が、建築家からすると面白い議題だったりしますし、面白い提案や、新しいアイディアが生まれる可能性につながり、結果的に良い家が出来たりするからです。
建築家との家づくりはそんな楽しみがあったりします。