共働き夫婦が効率的に家事をこなし”家族の時間をゆっくり楽しむことができる”を実現したお宅です。
白い箱が重なるような生活感を感じさせない印象の外観とは違って、家の中央にはこだわりのキッチンを据え付け、シンボルツリーを配した中庭に面することで、やわらかな暮らしを想像させます。外からの視線を排除したプライベートな中庭は、LDKはもちろん、浴室からも眺めることができ、面積以上の空間の広さを感じさせます。1Fの水回りと、大容量のファミリークローゼットとの動線は、無駄なく考えられた配置であるとともに、扉ではなく視界で区切られているため、掃除機ロボットも大活躍できるなど、建築家の細やかな気配りに癒されます。
また、音楽室と面している南庭は、ファミリークローゼットからも出ることができて、中庭と同じく思い出のシンボルツリーを配しています。あえて人工芝を敷くことで、機能面の充実と緑の色合
いを室内にも取り入れることができました。

【建築家からのメッセージ】
『この家が、家族とともに時を重ね、シンボルツリーがしっかりと根付く頃には、街並みの一部となってこの地に馴染んでほしいと願っています。』