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在来浴室改修工事

2024年10月11日

こんにちは。工務の根岸です。

時勢のながれか、改装工事のご依頼も多くいただくようになりました。

クレアホームでは現在新築現場の他に、戸建て・マンション合わせて4現場の改装・改築工事が同時進行で進んでいます。

今回は戸建ての改装工事の一部をご紹介します。

 

浴室リフォームというと、在来工法の浴室からユニットバスへのリフォームが多いですが、今回のご依頼は在来浴室から在来浴室へのリフォームでした。

今更ながら在来工法の浴室とは、メーカーの一体型のユニットバスではなく、浴槽や床壁天井の仕上材、水栓や鏡の位置などもご自身の好きなものを選ぶことができる、オーダーメイドの浴室です。

その分多くの工程を踏むのでコストと日程がかかるのと、お手入れのしやすさや使い勝手などは、ユニットバスとはまた違う側面がありますので一概にどちらが良いとは言えませんが、一日の疲れを癒す浴室を自分の好きな空間に作り上げるのは、また格別な気持ちになるのではないでしょうか。

 

【施工前】

もともとステキな仕様の在来浴室ですが、16年程の月日を経て経年の変化は否めません。

【施工中】

 

【施工後】

大工工事、防水工事、左官工事、設備工事、タイル工事、電気工事と多くの職人さんの手を使っての工事。

オーダーメイドの醍醐味、美しい大判タイルがエレガント!とても素敵な空間になりました。

 

キッチンの収納もリフォームしました。

【施工前】

【施工中】(解体)

【施工後】

もともとの収納もオーダーメイドで素敵でしたが、下の収納が開き戸で使いづらかったとの事。

今回は引出をたっぷり使って大容量になりました。

その分上部の収納はコンパクトにし、踏み台を使わなくても届く高さに。

床もフロアタイルに変更してお手入れもしやすくなっています。

 

他にも、快適に暮らすための様々な工事を行いました。

断熱性能向上のための床のやり替え、内窓の設置、トイレの交換、クロスの全面張替、照明器具の交換など・・・

補助金が申請できる内窓工事や断熱工事も何種類かありますので、気になる方はお調べになってみてはいかがでしょうか。

ぜひ弊社にもご相談ください。

 

余談ですが・・

少し前、日本でも浴室と言えば在来工法が主流だった時代、浴室はタイル屋さんの技術のみせどころであり、「浴室はタイル屋のもの」だったそうです。

今回の工事ではすべてタイル屋さんの仕事ではなく、現代のスタイルに合わせて様々な職人さんが入りましたが、大判タイルを貼るにあたって、タイル屋さんの仕事を現場でじっくり見させていただきました。

感嘆ポイントは数多くありましたが、排水口の中までもきっちりタイルを貼ってももらっていたのが、個人的に最もグッとくるポイントでした!

現場からは以上です。

 

 

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