こんにちは。家のコトは生きるコト※ クレアホームの滝島です。
「家を建てる」とき、「暮らしをつくる」を意識してみる。
暮らし・家事の目線で様々なものを見てみると、家づくりでも違うものが見えてきます。
「家事(かじ)」を「いえのこと」と読むことで家事の概念を変えてみませんか。
さて本日は、5月に完成見学会を行う予定のお宅紹介です。
先に見どころを「いえのこと」目線で、ちらっとご紹介致します。
「深大寺元町の家」は、ギャラリー併設のお家です。
神代植物公園の緑の恩恵を受けた住宅街の角地に位置し、玄関ドアとは別に
奥様の趣味を活かした、ギャラリーの入り口が並んでいます。
何もなかったところから、度重なる打合せを経て
地鎮祭が行われ、みるみる内に上棟式!
外壁や家の中の壁を塗る前には、職人さんと実際の塗り方を確認したりできます。
完成予定のリビングはこちらです。
現場に良く来て下さるお施主様が、「階段が出来てる~」と感激して下さった、
リビングの階段の吹き抜けの壁一面は、印象的なイタリアンネイビーになる予定です。
家全体の壁カラーも白のお宅が多い中、ロンドンミストというグレー色を選択されていて、
要所でアイアンのレールなどを選ばれているなど、とても雰囲気のあるカラースキームで、
本当に完成が楽しみなお宅です。吹き抜けのコーナーサッシの抜け感がたまりません。
キッチンのカップボードは、あえてオープンな棚タイプになりました。
奥様がアイロン等の作業がしやすいテーブル部分とつながっているのですが、
シンプルなつくりなので、使い方の自由度が増した上に、リーズナブルです。
ギャラリーと玄関ドアは、手洗い器を設置した玄関ホールでつながります。
そして玄関ホールは、機能的なシューズクロークとパントリーを通って
キッチンへと続くという無駄のない機能的な動線!
シューズクローク&パントリーは、なんと!ドリンクケースが12箱置けて、
傘や簡単な上着などもかけられ、ホワイトボードも置かれる予定です。
ご家族みんなが機能的に使えますね。
2階には、寝室をミニマムに設定したことで生まれた、多目的なワークコーナーがあります。
壁に埋め込まれたシステム収納は、本棚・飾り棚としてだけでなく
将来は机としても機能します。奥行の浅い棚も壁一面にあり、圧巻です。
テラスとの一体感も考えられているため、広さはありませんが、
流れる風も計算されている素敵なスペースになりました。
これらは、お施主様と設計の先生との綿密な打合せの結果ですが、
お住まいになる方の想像力と生き方にも通じる、大事な動線だなぁと感服致しました。
お施主様は、自宅での過ごし方について、じっくり検討を重ねて、
いかに快適に過ごすことができるかが、わかっていらっしゃるのだなぁと思いました。
今回設計の担当の先生は、アトリエサラの秋元幾美先生です。
アトリエサラは、女性チームで構成された設計事務所で、住宅設計から
インテリアコーディネート、収納計画までトータルな住まいづくりを提案して下さいます。
弊社も長いお付き合いになりました。
弊社の施工例も使用していただいた先生の最新の掲載誌はこちらです。
注文住宅をお考えの方には、わかりやすくて情報いっぱいです。
どうぞご覧くださいませ。
5月の完成見学会は、前回同様、予約優先でご案内致しますので、
ぜひ早めにご予約頂ければと思います。ご連絡お待ちしております。
※「家のコトは生きるコト」とは、生活哲学家である 故 辰巳渚 が主宰する「家事塾」の理念です。
筆者は家事塾での学びをもとに記事を書いています。