皆さんこんにちは。
雨の日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
先日見たニュースによると奥多摩では10日間で日照時間がわずか30~40分程度だったようです。
洗濯物が乾きづらく困ってしまう方も多いのでは。
さて、先週お伝えした通り【深大寺の家】が上棟しました。
まずは1階床部分から。この作業を『土台敷(どだいしき)』と言います。
この作業は建物の規模に関わらず、通常は上棟の数日前に行います。
主だった給排水管や1階床下断熱材の施工などはこの段階で行います。
当社の順序としては
<給排水配管>⇒<土台・大引(おおびき)敷込>⇒<断熱材敷込>⇒<構造用合板敷込>という流れになります。
これが土台・大引です。基礎の上にあるのが土台、それ以外を大引と言います。
格子状になっていますが、だいたいひと角90センチくらいです。ここに断熱材を敷き込みます。
昔は根太と呼ばれる3㎝角くらいの細かな木材を敷き詰めていましたが、
当社では気密・断熱を確保する目的から根太レス工法を採用しております。
この後、1階床下地となる構造用合板を敷き込んで土台敷は完了です。
なお、当社では耐震金物テックワンP3という商品を使っています。
この金物の特徴は、建物の角や耐力壁など通常よりも大きな力が加わる部分には、
基礎から直接接続する金物が取付ため、地震などの大きな力にも耐えられることができます。
ぱっと見わかりづらいですが、実はこの金物も基礎から直接繋がっています。↑↑↑
こっちの金物の方が直接繋がっている感が分かりやすいですね。
あら!土台敷の説明だけで結構な文字数に。長くなってしまったので上棟の様子はまた次回に持ち越しですね。