こんにちは。家のコトは生きるコト※1 コーディネーターの滝島です。
「家を建てる」とき「暮らしをつくる」を意識して、
暮らし・家事の目線から「いえのこと」を考え、
お施主様の理想の家づくりのお手伝いをしております。
本日は、9月にもなってまだまだ暑い日が続いているさなかにもかかわらず、
”子供部屋のエアコンが壊れました…”というお話です。
娘が、エアコンから熱風が出て暑すぎるというので、
ついこの間買い替えたばかりな気がするけど・・と思いつつ、
慌てて取説を出してみると、2020年度の購入でした。
よく家電には当たり外れがあると言いますが、まだ早いですよね~
外れを引いてしまった様です。
我が家は築26年の戸建て住宅(注:クレアホームの施工ではありません)
なのですが、実はこれまで一番メンテナンスで手間がかかっているのが
「エアコンたち」です。
26年の間で4台あるエアコンはすべて買い替えて2台目になっていますが、
それ以外の不調によるメンテナンス・ガス補填・部品交換などで、合計10回くらいは、
業者さん(メーカーさん)にお世話になっているのではないかと思います。
特に子供部屋のエアコンは、新築時に室外機を目立たせたくなかったので、
部屋から離れたところに設置するほかなく「隠ぺい配管」になっていたので、
いざ調子が悪くなった時に配管の中まではチェックすることは出来ないという、
現実に直面してしまい、エアコン買い替えを機に観念して、隠ぺい配管を見捨て、
新たに別の場所に壁に穴をあけて室外機を移動したばかりでした。
それが3年たったところで、猛暑に熱風とは少し残念でしたが、
早速配管のチェックが出来たので、ホッとしました。
今回は故障の原因から、メーカー保証内で対応していただけたので、
費用はかかりませんでしたが、交換の部品が届くまでおよそ2週間もかかり、
長く感じました。とほほ。
・・・・・・と、この話を義母にしたら、なんと!「うちの和室のエアコンは45年も替えてないよ」と言われました。
全くメンテナンスもしていないのに!です。
それがこちら。↓
三菱重工の「ビーバーエアコン」です。今も和室はキンキンです(笑)
HPを拝見しますと、ビーバーエアコンの誕生は1970年だそうです。今もあって嬉しい。
いろいろ見るとリモコンもシンプルだなぁ~年季入ってるな~
あとから写真を見たら、室外機の周りに光がキラキラしてるなぁ~不思議だなぁ~
・・・・と、そこでまたまた思い出したのは「ツクモガミ」です。
「付喪神」「九十九神」と書いたりします。(99年(長い間)経っているという意)
ググると『付喪神、つくも神(つくもがみ)とは、日本に伝わる、
長い年月を経た道具などに精霊(霊魂)が宿ったものである。人をたぶらかすとされた。』(Wikipediaより)とあります。
映画やアニメなどのモチーフにもなっているのをみると「神」というより「妖怪」に近いかもしれませんが、
このエアコンを見ていると、確かに何か宿っているような、神々しさというか守り神のような気がしてきます。
【ツクモガミ】まであと少し?それともすでに・・?
あなたの家で、一番古いものは何ですか?
次回もお楽しみに!
※1「家のコトは生きるコト」とは、生活哲学家である 故 辰巳渚 が主宰する「家事塾」の理念です。
筆者は家事塾での学びをもとに記事を書いています。