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トイレまんだら

2022年1月24日

こんにちは。家のコトは生きるコト※ 

コーディネーターの滝島です。

「家を建てる」とき「暮らしをつくる」を意識して、

暮らし・家事の目線から「いえのこと」を考え、

お施主様の理想の家づくりのお手伝いをしております。

 

今日は「トイレまんだら」のお話です。

 

思えば2年くらい前でしょうか。SNSでブックカバーチャレンジという

本の紹介リレーのバトンが回ってきた時に、自分はどんな本が好きかしらと改めて考えて、

まずはこれだなと思ったのが、妹尾河童(せのうかっぱ)氏の「河童が覗いたトイレまんだら」でした。

妹尾河童氏はグラフィックデザイナー、舞台美術家、小説家と多才な方ですが、

人脈を活かし、著名人52人の自宅トイレの精密な俯瞰図を、

独特な目線とその人柄がわかるコメントと共に紹介している本です。

”河童が覗いた”シリーズは大好きで、他にも所有しています。

俯瞰図はフリーハンドにもかかわらず、寸法などもピッタリでタイルの枚数まで合っているそうで、

建築図面のようなまっすぐな線とは違う愛らしさで、何度見ても楽しいです。

 

改めて「まんだら」とは何かを調べてみたら、密教の世界を絵柄で表したもので

「本質を所有するもの、本質を図示・図解するもの」の意とありました。

 

“トイレって、どのお宅でも同じような形じゃないの?….(略)

大丈夫だよ、珍しいトイレのコレクションが狙いじゃないから。むしろトイレそのものよりも人ですよ。”

 ~ 本より抜粋~

 

確かにどのトイレも個性的で面白いです。

ゲストが使う事も考えれば”人に見せるための装いの面”を持ちながら、

主な使用者である家族のこだわりが垣間見られて『覗いている』感じになります笑

トイレって、もっと自由で良いんじゃないだろうか、いや、自由であるべき!

と思わせてくれます。

 

私がこの本と出会ったのは、かな〜り前で恐らくこの本の影響だと思われますが、、

いつしか気になるトイレ/洗面所/浴室の写真を撮るようになりました。

 

そこで今回は『私のトイレまんだら』を少しご紹介させて頂きます。

旅行先、レストラン、博物館、ショッピングセンター、たまたま訪れた場所などなど、

時期や場所は様々です。どこで撮った写真かなど、想像してお楽しみいただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上いかがでしたでしょうか。次回もお楽しみに!

※「家のコトは生きるコト」とは、生活哲学家である 故 辰巳渚 が主宰する「家事塾」 

 の理念です。筆者は家事塾での学びをもとに記事を書いています。

 

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