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『真ん中螺旋階段』のある家

『真ん中螺旋階段』のある家
建設地千葉県松戸市
建物概要木造2階建て
建蔽率60% 容積率200%
敷地面積168㎡
延床面積99㎡

外観のルーバー格子が特徴的なお宅です。
一部がスライドして現れる玄関ドアとポーチには、ベンチを併設しましたので、雨に濡れる心配もなく荷物を置くも良し、ご近所さん達とおしゃべりするも良しのスペースになっています。

家の真ん中に設置された「黒い螺旋階段」によって、片流れ屋根の勾配を利用した屋根裏スペースから、2階のLDKや1階へと3層になった空間がぐるぐる結ばれて、家族それぞれが違う場所にいても存在を感じることができます。
さらに線路沿いの敷地のため、窓は音対策のため厳選された上で、欲しいところへ光を届けるようにプランされることで、明るく開放的な設計になりました。
特に螺旋階段がもたらす吹き抜けは、最上部に設置されたトップライトが、1階の最も暗い場所まで光を届けることができると同時に、暖かい空気が自然と上昇していくことを利用した効率の良い換気計画をも実現させています。

印象的な屋根を支える木の梁は、現(あらわ)しの(構造材がそのまま出ている)デザインで、インテリアイメージに大きな役割を果たしています。
床には無垢のアカシアを採用しましたので、理屈抜きで気持ちの良い肌触りです。きっとスリッパではなく裸足で過ごしたくなることでしょう。

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