皆様、あけましておめでとうございます。
現場監督の根岸です。
本年も皆様にわかりやすく、現場の様子をお伝えしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
前回上棟前夜までお伝えした【練馬の家】が、無事上棟の日を迎えました。
今日は上棟の様子を、時系列に沿ってお伝えします。
足場屋さんのトラックとクレーンが到着しました。既に先行足場が組まれ、1階部分の柱が建てられています。
足場の上から。所狭しと構造材が納品されています。
この山の中から適切な材を次々と選んで、阿吽の呼吸で梁が組まれていきます。
クレアホームでは全棟在来工法+耐震金物のハイブリッド工法を採用しています。
仕口・継手といった接合部分の欠損が少なく、合理的な施工システムです。
見るからに強固な金物です!
2階の柱が建ち、軒桁、小屋梁も組まれました。
この梁の上に屋根を乗せるための小屋束が建ちます。
小屋梁の上に母屋と呼ばれる横の部材が乗せられます。
細かく見えている切れ目は垂木を乗せるための切り欠きです。
「上棟」とは、一番高いところの棟木を建てることと言われておりますので、一応この段階で無事「上棟」です!
切り欠きにぴったりと垂木が組まれます。
屋根の下地材である野地板が乗せられました。これで一安心・・・はまだ早い!
透湿防水遮熱のためのシート、タイベックシルバーが張られます。これでひとまず、雨が降っても安心です。
屋根を二重にして通気のためのスペースを確保します。
1枚目の野地に遮熱シートを張り、垂木で作られた通気層によって、遮熱で反射した熱を排出することで、屋根裏の空気の急激な温度上昇を防ぐことができます。
2枚目の野地板もしっかりと施工されました。
アスファルトルーフィングを張り、ここまでくればやっと本当に安心です!
現在は屋根の施工も施されており、内外部の施工も着々と進んでおりますが、その様子はまた次回をお楽しみに・・・
現場からは以上です。