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実際に良い土地情報が出てきた時の話し

2020年12月18日

こんにちは。クレアホーム笠井です。 今日は、自社で分譲開発をしている中堅の企業さんに聞いた体験談です。

自社で分譲開発をしている中堅の企業さんは大きな土地を購入した場合、道路などの街区を設計して分譲開発を行う事もするが、150坪くらいの土地を地主さんから直接購入して、分割して売る事も多い。

分割の内容によっては売りにくい土地が残ることや、開発をしてみたが事前の市場調査の予想に反して付加価値が低く、金額を下げないと売れない土地を、中堅の企業さんだと、 土地の仕入れと販売を普通の社員さんが担当を兼務している場合があり、 日々、自身の仕入れた土地について、 肝を冷やしている事があるとの実情を聞いた事があります。

会社として販売促進をするという方向性となると、公開物件として、 仲介不動産会社に情報をおろして販売を進めるが、その方向性が決まる前となると、 自社で未公開物件として抱えている状態になることもある。

土地の仕入れから、分譲して販売をするとなると、事業採算性について銀行からもチエックを受ける為、 決算時期に向けて通常の販売方法と違う事を試したりするそうです。

最終的に買い手が見つからない場合は、建売業者などに土地価格を かなり交渉され買い叩かれるという事になり、それだけは避けたいところ。

そうした状況では、そうならない為にも、 案件のある地域の工務店に直接購入してくれるお客様との繋がりを求めて 直接営業をしにこられるという事がありました。

また、以前あった出来事としては、中堅の不動産会社さんが、 自社で土地の分譲開発をして自社販売をしている案件で、どうしても売れ残った土地について、 次の分譲開発の土地取得の為に銀行融資を受ける上で、 現在の自社開発で事業が完了していない所があると次の開発に融資が下りないという事情で 値引き販売がされたという事もありました。

小さい会社だと、不動産会社の社長自身が経験により市場調査や価格の査定ができるので、 あまり、売れ残るという状態にはならないようだが、中堅となると、 一般社員が仕入れや販売を行っているため、売れ残り物件を抱えているという状態になるようです。


結論として中堅(社員50人以上)の不動産事業者のそうした未公開案件の情報を 上手くすくい上げに行くことができると良い土地が購入できることになるという話です。

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