こんにちは。家のコトは生きるコト※ コーディネーターの滝島です。
「家を建てる」とき「暮らしをつくる」を意識して、暮らし・家事の目線から「いえのこと」を考え、お施主様の理想の家づくりのお手伝いをしております。
今回は貴重な、お住まいになってから10年経ったお宅訪問に伺った際のレポートをお届けします。
まずは、外観から。竣工時の写真はプロのカメラマンが撮影しておりますので、写真のクオリティの差が出ているとは思いますが、実際の外壁のカラーなどはほとんど変わりがありませんでした。一目でわかる違いとしては、シンボルツリーが大きくなっているところでしょうか。10年でこのくらい大きくなるのですね。時間の経過がわかります。クレアホームでは半年・1年・2年・5年・10年の間隔で、無料で定期点検をさせて頂いておりますので、こちらのお宅では10年目の点検の折に外構の木部の塗装をご依頼いただいたため、木のカラーも今の方が鮮やかになっています.
竣工時
現在
なんだか、ベテランの風格ではありませんか。
お伺いした率直な感想は、本当に10年経っているのかしらと思うほど、変わりないお姿。でした。
例えば玄関。
竣工時
現在
残念ながら外構の木塀の塗りなおし中のため、同じ方角の写真を撮影できませんでしたが、こちらが現在です。なんと椅子の場所が変わっているくらいの違いです。これは、椅子のように実用的なものは、使う場所によって移動していきますが当初からどこに何が置かれるのかが想定されていればこそだと思います。床のタイルもとてもきれいでした。
このように素敵にしているお宅を拝見すると、己のことを振り返り恥ずかしい気持ちがいっぱいになってしまうので、きっと自分とは違ってもともと綺麗好き、お掃除大好きな方なのだわと、言い訳のように心で唱えますが(笑)お施主様のお話では「床、壁、窓のシェードなど特別なお手入れはしていません」との事です。シェードに至っては「全く」とのこと。それでもこんなにきれいなんですね、びっくりです。
現在
特に見ていただきたいのは床材です。標準仕様の樺桜が、いい色に落ち着いております。クレアホームからご提案している標準的な仕様は、自然素材を意識した無垢のフローリングやダイアトーマス(珪藻土)ですので、全く変化が無いことはありませんので定期的にメンテナンスをして頂きたいとお伝えしております。そのため時間が経った状態についてご質問を受けることも多いのですが、こちらのお宅ではフローリングもオイル塗っていらっしゃいません(笑)でした。
リビングルームも、変わりないです。インテリアが素敵なのですが、お住まいになってこその空気感でホンワカします。10年経ったダイアトーマス(壁材)とは、思えません!
竣工時
現在
唯一、大きな変化があったのは、ダイニングルームかもしれません。お引き渡し時には、お施主様のご意向でダイニングテーブルは置かず、カウンターでお食事を想定したスタイルでしたが、設計の段階から「”いずれテーブルなど置くことになるのでは”と先生に言われていた通りになりました」とのこと。在宅が増えてきたことも影響していらっしゃるそうです。
竣工時
現在
現在
そのほか畳の色やウッドデッキの色などを直接見たり、住まいごこちや家づくりのストーリーなど、
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お待ちしております。
次回もお楽しみに!
※「家のコトは生きるコト」とは、生活哲学家である 故 辰巳渚 が主宰する「家事塾」の理念です。筆者は家事塾での学びをもとに記事を書いています。
竣工時写真撮影:馬渡孝則