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高気密にする理由はそこにある。

2020年6月13日

皆さんこんにちは。前回、気密試験を行ったお話しをしました。

気密だけを考えた場合、数値がよければよいほど建物の気密は高くなるのですが、室内の住環境を考えた場合、安易に気密性だけを上げても逆効果となることも頭に入れておいて下さい。

 

昭和時代の木造住宅は、気密性など無い隙間風が方々から入ってくる、エアコンも要らないある意味で快適な建物でした。平均気温などの変化によりその感じ方も変わってきましたが、それぞれの建材の性能、間取りの工夫があり、建物としてのバランスが合っていたからその快適さがありました。平成になって工業化住宅が主流になり、ヒートショックと言う言葉と共に断熱性能を競う時代、高い性能の断熱材を入れる様になりました。しかし、施工方法や充填方法にムラがあり、出窓やバルコニーなど予想もしなかった箇所の壁内で結露が生じ、湿気による構造体の腐食が起こりました。気密を上げるということは換気しなければそこで何もかも封じ込めてしまうということです。また、建材に使う接着剤、塗料、加工材からはたくさんのホルムアルデヒドなどの化学物質があり、それらも閉じ込めます。(平成15年にクロルピリポス、ホルムアルデヒド対策としてのシックハウス対策・換気法令が制定され、新築する際は換気計画の提出が義務付けされております。過剰に心配することは無いと思いますが、アレルギー体質の方、気管に不安をお持ちの方は慎重に考えることをお勧めします。)建物について総合的にしっかりした考えが無い限り、いろいろな面で恐ろしい状況を招きます。無闇矢鱈に気密を上げても弊害が大きいということです。

 

嫌なお話ばかりで、空気の綺麗なお話しに切り替えましょう。当社の標準仕様となっている、珪藻土壁「ダイアトーマス」は、アメリカのネバタ州で発見された、藻の化石からなるケルザイムを原料とした化学物質ゼロの クロス壁!?? 失礼しましたクロスでなく塗り壁です。クロスで無いので接着剤は使いません。これを施した室内は体感できるほど空気が澄んで、湿気を吸うどころか、臭い、雑菌、化学物質の吸着分解までもしてくれる宝石の様な壁材です。更に、質感も素敵で自然石材の風合いに地中海に浮かぶ白い建物の様で、弾力性があってひび割れも殆どありません。では、欠点はといいますと、高価で・・と言ったところなのですが、これをクレアホームでは標準仕様でクロス壁の料金+αくらいに押さえて全棟、標準装備の仕様としています。当社の施工事例からも、室内の事例写真が綺麗に見栄えするのは「ダイアトーマス」のお陰です。

実は、前項でお話した気密を上げた建物の室内には「ダイアトーマス」を塗ることでマッチングが非常に良く、最適な住環境を作り出します。当社の気密を上げる理由はそこにあります。良いことばかり書いてしまいましたが、確かな物を確かな組み合わせで使えば良いことばかりです。世の中はゼロエネルギー方針で、建物は高気密方向に向かって行きます。

 

 

 

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